事務所の玄関棚の設置を行いました。
当初、下駄箱の設置を予定していましたが、玄関を少しでも広くするため棚だけを設置することにしました。また奥行きも極力小さくし、かつ壁に少しでも埋め込み、前に出てくる部分を少なくするためこのような形になりました。
ボードを一度解体し、筋交い(すじかい:柱と柱の間に斜めに入れて建築物の構造を補強する部材)を残しつつ、壁が極力薄くなるよう下地を組み直しました。
背面の壁は、靴のつま先があたるので、傷んだり汚れたりしないように杉無垢の羽目板(壁や天井に張るための板)を貼りました。
棚の位置を変えられるように、「ロイヤル店舗内装用陳列金物 AA SYSTEM(AAシステム)」という棚受け金物を使用し、ヒノキの無垢板を棚板にしました。
柿渋と天然オイルのワックスで仕上げたため、ヒノキの板に半艶の仕上がりで高級感が出ました。
木曽檜のほぼ節なしという高価な素材なのですが、木曽の製材屋さんから直で購入しているため、格安で仕入れしたものです。
「天然素材を使いつつも割安に提供する」というコンセプトに合致した良い選択ができました。
施工前
施行中
施工後
弊社ではこのように、建物の柱や構造体を修繕するようなリフォーム、本物の木を使った家づくりを得意としています。
人にも環境にも優しい、天然素材メインのリフォームに挑戦中です!
お住まいの家や会社、施設、賃貸物件などの気になっている事があれば、どんな些細な事でも気軽にお問い合わせください。