シェアハウスの床の張り替えおよび、間接照明とライティングレールの設置を行いました。
古い合板フローリングの上にクッションフロアが貼ってありましたが、何らかの水分と経年劣化のためフローリングがボロボロに分解していました。腐っていたわけではなく、合板に使われている接着剤が分解してしまい、もとの薄くスライスされた木材に戻ってしまった感じです。
最近普及している新建材と呼ばれる材料は、細かくした木材を接着剤で貼り合わせているので、だんだんと自然分解して行き、強度が保てなくなっていきます。
対して、無垢の木材は、乾燥状態が良ければ、年数が経つほど強度が増して行くそうです。今回床を剥がした際にも、合板フローリングはボロボロでしたが、その下にある下地の木材は全く問題ありませんでした。
フローリングを丁寧に剥がし、残っている古い接着剤を削って平らにしてから、新しい国産杉無垢フローリング24mmを貼りました。
杉は、ヒノキほどではないまでも、水にも強く、耐久性も割と高いのが特徴です。やわらかいため傷はつきやすいですが、経年変化のヴィンテージ感としてお付き合いしていただけたらと思います。塗装は自然塗料オスモのクリア仕上げです。
賃貸でよく使われるクッションフロアは数年ごとに貼り替えることが多いですが、今回の杉無垢の床は今後数十年使っていただけると思います。ですので無垢材は長期的に見ると安く済む材料と言えます。
自然素材を使ったリフォームを割安に提供することによって、より多くの方に自然素材の良さを体感していただきたいと考えています。
工事中(床解体中)
工事中(床貼り)
工事後
弊社ではこのように、建物の柱や構造体を修繕するようなリフォーム、本物の木を使った家づくりを得意としています。
人にも環境にも優しい、天然素材メインのリフォームに挑戦中です!
お住まいの家や会社、施設、賃貸物件などの気になっている事があれば、どんな些細な事でも気軽にお問い合わせください。