↑スタッフの数寄屋大工、西尾が神棚用のヒノキにかんなをかけているところです。ヒノキの香りがあたり一面に漂う中、数寄屋大工について話を聞いてみました。
「数寄屋大工とは?」
数寄屋とは茶室および茶室風の建物のことで、数寄屋大工とはこうしたものを作る大工のことです。釘を使わないで木と木を組み合わせるなどの特殊な技術、知識、経験、そしてデザインセンスが必要です。
「なぜ数寄屋大工になろうと思ったのですか?」
小学校の修学旅行で、東大寺を初めて見て感動しました。
小さいころから建築が好きでしたが、原点はここにあると思います。
高校を卒業したらすぐ大工の仕事をしようと考えていましたが、高校の先生から専門学校へ行った方が良いとアドバイスをいただき、専門学校へ行きました。そこで数寄屋建築に出会い、その魅力に惹かれ、数寄屋大工への道を決めました。
「仕事をする上で心がけていることは?」
何かを設置する事が多いのですが、毎回、壁の下地の状態など環境が異なります。どんな環境においても、後から外れてしまうなどの事態にならないよう、一度で確実に完了し、お客様にご満足いただけるよう心がけています。
現場に合わせて、こまめにきっちり掃除をすることも心がけています。お客様のお宅で作業させていただくことも多いので、掃除だけでなく、ものを一つ置くのにも気を配っています。
普段から掃除を徹底することで気づけることも多く、お客様の目に見えるところだけでなく、見えないような細かいところにまできちんと配慮させていただくことを大切にしています。
「今までの仕事で一番嬉しかったことは?」
今の時代は、機械で作ることが主流になっていますが、それだけではどうしても対応できないような難しい案件について、的確な解決策を見つけ出し、実際に解決できたことです。
当社では、数寄屋大工がお住まいに関するお悩みを解決いたします。
お住まいの家や会社、施設、賃貸物件などの気になっている事があれば、どんな些細な事でも気軽にお問い合わせください。