葛飾区立石にあるシェアハウス(築50年以上経っていると思われる建物)の老朽化した部分のリフォームの様子を数回に分けてお伝えしています。
今回はキッチンです。
木質でカウンター下地を作った上に、タイル貼りをしてシンクを設置しました。
最近のキッチンのリフォームといえば、システムキッチンを設置し、壁にキッチンパネルを貼るというパターンにほぼ集約されていると思いますが、今回はあえてタイル貼りのキッチンを採用しています。
タイルは磁器なので、熱にも強く耐水性も高いです。
カウンター下はオープンになっているため、掃除をしやすくなっています。
一般的なリフォームで使われるキッチンパネルは不燃ではありますが、熱で変色や焦げてしまうこともあり、貼り替えは大変です。システムキッチンの収納は便利ですが、箱の裏側には隙間があり、配管の隙間と床下が繋がっていて、ゴキブリなどが入り込み巣にしてしまう可能性もあります。
見えない部分なので気にしなければ良いだけなのですが、工事をする側からすると、状況を知っているだけにどうしても気になってしまいます。
掃除のしやすさや防災面なども含めて、住む方のことを考えたリフォームを今後も行なっていきたいと思います。
施工中
施工後
弊社ではこのように、建物の柱や構造体を修繕するようなリフォームや、本物の木や素材を使った家づくりを得意としています。
人にも環境にも優しい、天然素材メインのリフォームに挑戦中です!
お住まいの家や会社、施設、賃貸物件などの気になっている事があれば、どんな些細な事でも気軽にお問い合わせください。